かつらの種類は数通りの分け方があります。5通りの分け方をご説明します。
- 部分かつらと全かつら(医療用等)
- オーダーメイドと既製品
- 人毛・人工毛・耐熱人工毛
- かつらベース(かつらの裏地)
- 男性用かつらと女性用かつら
Contents
全かつらと部分かつら
全かつら | 部分かつら | |
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概要 | 頭全体を覆う(すっぽりと被る) | 部分的に髪の少ないところを補う。 |
その他の 呼称 | 「フルウィッグ」「全ウィッグ」「全頭かつら」等 | 「ツーペ」「部分ウィッグ」「半かつら」等 |
用途 | 部分的・全体的なカバーに、又、医療用やおしゃれ用にも幅広く利用可能。 | おしゃれ用、円形脱毛症、部分的な薄毛、部分的なボリュームアップ |
価格 | 選択肢が多く幅が広い。 | 全かつらに比べると安価になることが多い。 |
メリット・ | 薄毛部分や脱毛部分が広がってきた場合にも継続して使用できる。 | 付け外しや保管・持ち運びが容易。 |
オーダーメイドと既製品のかつら
オーダーメイド | 既製品のかつら | |
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概要 | お客様のご希望、頭の形等に合わせて作製。 | 既に出来上がっているかつらを、お客様が選んで購入。 |
メリット・デメリット | お客様のサイズにぴったりのかつらを作製できる。又、毛色や毛量、留め方やかつらの裏地(ベース)の選択肢も多い。 | オーダーメイドに比べると安価になることが多い。出来上がっているので分かり易いが、自然に見えるぴったりのかつらを探すのは至難の業である。 |
かつらのオーダーメイドには、型取りから行うフルオーダーメイドや、各パーツの種類をお客様が選択するセミオーダー(イージーオーダー)があります。
人毛と、(従来の一般的な)人工毛
人毛 | (従来の一般的な)人工毛 | |
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かつらの価格 | 人工毛に比べると高価になることが多い。 | 人毛に比べると安価なかつらが多い。 |
良い点 | 自然に見える・自毛に馴染みやすい・手触りが良い | 型崩れがしにくい・乾きやすい |
悪い点 | 乾きづらくセットに時間がかかる。 | 熱に弱い(ドライヤーは使用不可) |
今までのかつらは、自然な見栄えや馴染みの良さで人毛の方に人気がありました。
しかし、現在ではかつら技術の飛躍的な進歩により、一概には人毛が良いと言えなくなっています。
尚、かつらの種類は、型取り前のカウンセリングを通して変更も可能でございますので、ご安心ください。
かつらベース(かつらの裏地)
かつらの主な構造は、土台となるかつらベースと、ベースに付けた毛で出来ています。
かつらベースの種類は大きく分類すると、下記の2種類です。
ネットベース | ネット状(網目状)に編んだ素材に、毛を植毛。 ネットの間隔は製品によります。髪の毛にボリュームを出す目的のウィッグや、おしゃれ用のウィッグは、ネットの間隔が広く隙間から自毛を通すタイプのかつらもあります。 一般的にはスキンベースよりも通気性がよくなります。 |
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スキンベース | シリコンやポリウレタン等の素材で出来ています。 見た目が頭皮と変わらないくらい、自然に見えます。 現在では透き通るほど薄いタイプのベースがありますが、耐久性が上がるほど値段も高価になります。 |
その他メーカーによって、「 張るタイプ 」等のベースがありますが、呼び方は様々です。
カミールでは各種様々なカツラをご用意しております。
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