カツラ社長BLOG

広告宣伝費を負担するのは、商品を買う消費者(ユーザー)

マスコミの広告費、とりわけテレビの宣伝費用というのは、とてつもなく高い

よくタレントのCMのギャラが数百万(たまには数千万!)という話を聞きますが、CM制作費に数千万かけているようです。その上、CMを流す電波料がいるのです。

例えば、プライムタイム(19時~23時)の1時間ドラマにスポンサーが出す広告費は、数千万円~1億円近くになるといいます。企業数社がスポンサーとなっている場合は、分担して広告宣伝費を出しています。

数十秒の一本のCMに数十万から数百万かかっているらしいのです。

新聞だってそうです。全国紙に大きく広告を載せると掲載紙やページや掲載頻度によりますが、一回に付き数百万かかってしまうのです。


こんなとてつもなく高い全国レベルのマスコミにバンバン広告宣伝費を投入できるのは、その費用を商品販売で回収できる大企業だけです。

いつもいつも洪水のようにCMを流している企業の製品には、たくさんの広告宣伝費が含まれているのです。

そして、結局は、その広告宣伝費の支払いをするのは、商品を買う消費者(ユーザー)ということになります。


CMを流せる企業というのは大企業だから、きっと製品は間違いのないものであると思われるかも知れません。

しかし、同じ品質の製品でも広告宣伝費をかけているものとほとんど宣伝してないものでは、商品価格に数倍の差が開いていることがあるのです。

かつらの例がそうなのです(かつらは口コミのない商品で、インターネット出現以前は、マスコミ宣伝しなければお客様を集めることができなかったからです)。


皆さんは、広告宣伝費をいっぱい含んだ製品の方がいいですか?品質が同程度ならば、低価格の商品のほうが良いと思いませんか?

※時間売りの番組提供料をタイム広告というそうです。「この番組は、○○の提供でお送りしました」と名前を出すスポンサー企業画広告料を払っています。また、番組と番組の間の1分間(ステーション・ブレイクと呼ぶ)に流す番組の提供とは関係ない単発のCMのことをスポット広告と呼ぶそうです。

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